
皆さん英語の勉強をしているとき品詞を意識して英文を読んでみたりしていますか?
英文を精読しているときなどは文法や文構造と一緒に品詞の分類がわかっていると理解が速くなります。
この記事では英単語の品詞の種類とその役割を説明します。
なぜ英語の品詞を理解する必要があるのか
ここからは品詞を理解するとどのような良いことがあるかを紹介していきます。
単語を覚えやすくなるから
単語を覚えている時によく似たようなスペルの単語があります。
それらはただ品詞が違うだけの可能性があります。
-ence 、-ble 、-lyなど特定のスペルが最後についているとほとんど品詞が違うだけでしょう。
そのような単語は意味がほとんど一緒なので塊として覚えてしまえば覚えないといけない単語の量が減り、楽になります。
文構造を理解するために必要だから
特に副詞は文の途中に入ったり最後に入ったりしてわかっていないとわからなくなってしまったりします。
文構造を把握しようとしているときに単語の品詞がわかっていると楽に把握できるようになります。
英文の理解が早くなるから
英語の文というのは文法にそって作られています。
例えば
This is a pen. (これはペンです。)
という文ですがこの文は
名詞+動詞+名詞
という構造の文です。penの位置には名詞なら何でも入れることが出来ます。
品詞を覚えておくことで英語の文をパズルのように考えることが出来るようになるので英文の意味をすぐに理解できるようになります。
品詞の種類と役割
ここからは品詞の種類と役割を説明していきます。

名詞
名詞は文の主語、目的語、補語になることが出来ます。
名詞はモノやヒトのことが多いです。
代名詞
代名詞はitやthisなどがあります。
主語や目的語、補語、修飾語となることが出来ます。
動詞
動詞には行動を表すもの以外にも種類があって状態を表す状態動詞や知覚動詞のような感覚を表す動詞があります。
動詞は述語になることが出来ます。
また動名詞という動詞が名詞の役割をする形になっていることもあります。
形容詞
形容詞は状態を表す単語の役割を持っています。
形容詞は修飾語、補語の役割を持っています。
副詞
副詞は修飾語になることが出来ます。
副詞は文の途中に入ってきたりするので覚えていたほうが文の理解が簡単になります。
もしよくわからない文があったら副詞を抜いて文章の意味を考えると理解できるようになるかもしれません。
前置詞
前置詞は必ず後ろに名詞が入ります。
前置詞+名詞で形容詞や副詞と同じ役割を持つことが出来ます。
接続詞
接続詞は文と文を繋ぐ役割を持っています。
長文を読んだりしているときはとても重要な役割を持っています。
必ず押さえておきたい単語ばかりです。
品詞の勉強の仕方
ここからは品詞の具体的な勉強方法を紹介していきます。
文法を勉強する
文法を勉強していると自然と品詞の話が出てくるので覚えていくことが出来ます。
文法を理解するためにも品詞のことを理解しておくと理解が速くなり、深い知識をつけていくことが出来ます。
単語の覚える時同時に覚える
単語を覚えるのと品詞も一緒に覚えるのは1番シンプルで品詞を覚えるのに適していきます。
ただ、文法のことを理解していないと覚える意味がわからなくなってしまうと思うので文法のことを始めに勉強しましょう。
精読をする
精読をしていると自然に覚えることが出来ます。
たくさんの英文に触れているうちに無意識レベルに理解できるようになります。
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文法の勉強方法
単語の忘れない覚え方
精読のやり方
最後に
品詞を理解しておくと以降の英語学習の効率が上がります。必ず品詞のことは勉強しておきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。